財務省が発表した「平成19年度租税および印紙収入概算」によると、平成19年度における酒税収入見込み概算額は、1兆4950億円にとどまり、前年度(18年度)の酒税予算額1兆5720億円よりも770億円の減収(前年度予算額に比し4・9%減)と見込まれている。
景気の回復、企業収益の増加などに伴い、所得税が前年度予算額に比し37%増加、法人税が25・3%の増収、消費税が約1000億円の増加が見込まれているのに反して、酒税収入は、人口減少など酒類をめぐる環境の変化、酒類総需要の伸び悩み、酒税率の低い酒類への消費のシフトなどで、酒税額の増加は期待できないとの判断されているもようだ。たばこ税の収入も、19年度は9260億円で、前年度予算額に比し140億円の微減と見込まれている。
なお、19年度の酒税収入予算の主要酒類別内容は、今年度租税予算案が国会に提出後、公表される。