ビールメーカー5社の昨年(平成18年1-12月)のビール類(ビール+発泡酒+新ジャンル酒類)の課税出荷数量は629万8千klで、前年の634万3千klに比し0・7%の微減で着地した。このうち、ビールは350万2千klで前年比2・0%減、発泡酒は158万klで10・4%減、新ジャンル酒類は121万7千klで21・0%増の状況で、ビールは減少幅が縮小し、需要の回復傾向を示しており、発泡酒も減少率が縮小の方向にある。また、業務用の販売動向は上向きで、樽生ビールが2年ぶりにプラスになるなど、需要の回復傾向が見えてきた。
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ビール酒造組合と発泡酒の税制を考える会がまとめた、平成18年年間(1-12月累計)のビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル酒類)の課税出荷数量(5社合計)は、629万8380klで、前年(17年)の634万2867klに比し0・7%減で着地したが、2年連続で前年を下回った。
【ビール】350万2085klで、前年の357万4399klに比し2%減少したが、減少幅は前年の7・9%を大幅に下回り、ビールが復調傾向になってきた。 【発泡酒】157万9747klで、前年の176万3060klに比し10・4%減少したが、減少率が前年の24・8%より大きく縮小した。 【新ジャンル】 121万6548klを出荷し、前年の100万5408klに比し21・0%増加した。
ビール類合計出荷数量中の構成比は、ビールが55・6%(前年56・4%)、発泡酒が25・1%(27・8%)、新ジャンルが19・3%(15・9%)となった。
ビール酒造組合が分析した昨年12月と通年のビール市場動向は、「12月は、気温が高かったこともあり、前年比98・4%とほぼ前年に近い出荷数量を確保し、歳暮ギフトは前年比97・8%だった。1-12月累計は、夏場の天候不順などが影響して前年比98%だったが、一昨年の前年比92・1%と比較すると、マイナス幅が大きく縮小した。業務用の樽生ビールが2年ぶりにプラスになるなど、今後のビール需要の回復に手ごたえを感じる年だった」としている。
また、同組合によると、ビールの容器別の18年通年販売動向は、樽・タンクが前年比100・1%、構成比は30・1%(前年29・4%)とみており、用途別販売動向も、業務用ビールが前年比98・5%、構成比は44・9%(44・7%)で、業務用が復調傾向としている。
発泡酒の税制を考える会によると、発泡酒の市場動向は、「12月は、前年比94・3%と6カ月連続で1ケタ台の減少で、依然としてマイナス基調だが、下げ幅は縮小してきており、1-12月累計では前年比89・6%だが、一昨年と比べマイナス幅が縮小した」と分析している。
なお、昨年12月のビール類課税出荷数量は63万8559klで、前年に比し2・1%減、うち、ビールは39万3060klで1・6%減、発泡酒は14万2838klで5・7%減、新ジャンルは10万2661klで1・7%増加した。