日本酒造組合中央会がまとめた10月の全国清酒課税移出数量(概数)は5万8900klで、前年の6万1346klに比し4%減少(前年の国税庁確数6万741klに比し3%減少)し、7月から4カ月連続の前年割れ。今年は、酒税改正後の5月と6月が前年を上回ったが、その後、小幅ながら前年比減少が続いており、今後の奮起が期待される。
10月の主産地の出荷状況(前年比)は、▽京都府=9877klで3・4%減▽兵庫県=1万8576klで4・2%減▽新潟県=4424klで5・5%減▽福島県=1659klで6・4%減▽秋田県=1984klで1・3%減▽愛知県=2185klで0・4%の微増▽広島県=1418klで5・8%減--と、愛知県を除き前年割れの状況だ。全国的には、東京都、埼玉県、茨城県、宮城県、青森県、福井県、山口県、高知県、熊本県の1都8県が前年を上回っていて、全国出荷動向が前年比マイナスの中で、前年より増加している県数が徐々に増えてきているのが目につく。
タイプ別清酒の10月分出荷状況(前年比)は、▽吟醸酒=3619klで3・1%増(うち純米吟醸酒は1932klで12・1%の大幅増加)▽純米酒=4870klで8・4%増▽本醸造酒=6702klで3%減▽一般酒=4万3708klで5・9%減(うち生酒が2561klで9・4%減少)--の状況で、純米酒系統だけが前年を大きく上回っている。
また、今年1-10月累計出荷数量は50万9178klで、前年同期の52万5616klに比し3・1%減少した。タイプ別清酒出荷数量と前年比は、▽吟醸酒=3万1634klで前年比0・5%の微減(うち純米吟醸酒は1万6238klで4・8%増加)▽純米酒=4万656klで7・1%増加▽本醸造酒=5万7189klで4・6%減少▽一般酒=38万5382klで3・4%減少(うち生酒は3万725klで5・9%減少)--の状況。
なお、1-10月累計の輸出清酒数量(免税)は6727klで前年同期の6180klに比し8・9%の増加だった。