ミツカングループ本社は10月から、香港の販売・マーケティング拠点である「ミツカンアジアパシフィック香港支店」の活動を開始した。香港支店の開設により、ミツカングループのアジア・パシフィックエリアを網羅する事業展開の基盤が完成する。
設立の目的は、(1)香港および中国南部の消費者ニーズに、さらに適応した商品を開発すること(2)香港および中国南部での「味滋康mizkan」ブランドの浸透と価値向上を目指すこと(3)アジア・パシフィックを網羅する事業基盤の完成により、さらなるグループ国際化を推進すること--の3点。
今後の展開は、「和食のローカライゼーション」をキャッチフレーズとして、家庭用では「すし酢」「たれ」「つゆ」を中心に販売を行い、和風調味料を内食メニューとして浸透させ、和食市場の拡大を図っていく。業務用では「白菊」を中心に、和食の先進地域である香港地区のトレンドや成功事例を発信、展開することで、和食潜在地域への広がりを狙う。
同グループは、成長への基本方針として「多角化と国際化」を掲げており、「国際化」はグループの重要な成長戦略の1つとなっている。グループの国際化は、食酢などの調味料を中心に1981年のアメリカからスタートし、アジア・パシフィックエリアにおいては、1994年にタイ、2005年シンガポールに拠点を設立、昨年は中国企業を買収、今年度は中国本土(北京)や台湾に販売会社を設立することにより、事業を拡大している。
【ミツカンアジアパシフィック香港支店・概要】▽設立認可時期=2006年8月▽主要取扱品=食酢(業務用、家庭用)、食酢飲料・つゆ・ドレッシング・しゃぶしゃぶ等▽現地代表者=長野健二