【栃木】「第41回栃木県清酒鑑評会」の表彰式が11月21日、宇都宮市のホテル・ニューイタヤで挙行され、9月22日の審査で入賞した15社(吟醸酒の部10社、純米酒の部4社、普通醸造酒の部1社)に福田栃木県知事から知事賞が授与された。
審査長の森和男・栃木県産業技術センター所長が審査報告を行い、「平成17BYの酒造米は良好で、冬寒く気象条件にも恵まれて極めて高品質の清酒が譲出された。今後とも製造貯蔵管理に万全を期し、多様化する消費者の嗜好に沿ったおいしい酒の提供に努めてほしい」と述べた。また、島田嘉内・栃木県酒造組合副会長が「酒造業界は、大変厳しい事態に直面し、海外からの輸入酒と酒類間競争が激化している中で、清酒も海外輸出の努力に注力が必要だ。今後とも、栃木県酒のブランド力の強化、アップに努力されたい」と要望した。
栃木県知事賞を受賞した15社の銘柄(社名)は次のとおり。
<吟醸酒の部>
▽惣譽(惣譽酒造)▽松の寿(松井酒造店)▽菊(虎屋本店)▽仙禽(仙禽酒造)▽旭興(渡邉酒造)▽若盛門外不出(西堀酒造)▽鳳凰美田(小林酒造)▽澤姫(井上清吉商店)▽天鷹(天鷹酒造)▽桜川(辻善兵衛商店)
<純米酒の部>
▽愛の澤(相澤酒造)▽十一正宗(森戸酒造)▽四季桜(宇都宮酒造)▽開華(第一酒造)
<普通醸造酒の部>
▽雄東正宗(杉田酒造)
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栃木県酒造組合は表彰式の後、栃木県産清酒のさらなる品質向上とイメージアップなどに貢献する「下野(しもつけ)杜氏」の第1回認証式を行い、井上裕史(井上酒造店)、松井宣貴(松井酒造店)、伊藤和義(白相酒造)の3氏に資格認証書を交付、第1号下野杜氏3名が誕生した。
下野杜氏とは、栃木の酒365日の醸造管理責任者として「醸造、そして蔵出しから口許まで」を指導する。その特徴は、“1”地域、風土、環境、生活に根ざした人材が優れた酒造技術で醸す“2”酒造に関するビジョンを持ち情熱を燃やす“3”健康な行動力と柔軟な発想を酒造りにそそぐ“4”伝承の技術を受け継ぎ、さらに独自性を持つ研究者“5”後進の指導と、新しい酒文化の担い手--となっている。