
【長崎】長崎県小売酒販組合連合会(廣瀬範三会長)と県下の長崎・西彼両小売酒販組合は11月10日、長崎市中心部の繁華街で未成年者飲酒防止街頭キャンペーンを実施した。未成年者飲酒防止啓発のため毎年行っているキャンペーンで5年目。今年は飲酒運転追放アピールにも力をいれ、「多発している飲酒運転による事故・事件は、酒類販売業者として遺憾に堪えない」との文言を宣言に盛り、未成年者飲酒防止とともに、飲酒運転追放へ積極的な役割を果たす決意を示した。
今回のキャンペーンには、主催の小売組合員をはじめ、同地の酒類生販団体、国税当局や警察、青少年健全育成を目指す団体、さらには県下4校の高校生ら130人が参加し実施。長崎市浜町アーケード商店街に結集し、未成年者の飲酒防止を訴える啓もうチラシ5000枚をはじめ、“飲酒運転は凶悪犯罪”だと訴えるチラシもあわせ配布した。
キャンペーン実施に先立ち、県連代表が「酒類業者が青少年の非行防止と健全育成を深く認識し、地域の方々と一体となって、未成年者飲酒防止の輪を広げていくことは社会的使命である」と訴え、飲酒運転追放への積極的な取り組みも含め、「安心・安全な社会づくりのため積極的に活動していく」と宣言。
対して参加高校生の代表が、「お酒は買わない、飲まないことを自覚し、たとえ家族や年長者から勧められても、またどんな状況でも絶対にお酒は飲まない」との宣誓で応えた。県連廣瀬会長は、「規制緩和のなかにあるが、お酒の販売を生業(なりわい)としている者として、あくまで節度ある販売をしたい。そのことで消費者を、地域社会を味方にしていきたい」と語る。
長崎・西彼組合 市内路面電車車体広告でアピールも
飲酒運転に関して同県連は10月25日、追放を訴える宣言を採択しているが、特に長崎市域の酒販店で組織する長崎・西彼両組合は、事業予算を拠出し、10月28日から11月30日までの約1カ月間、市内を走る路面電車に車体広告を掲載し、飲酒運転追放と未成年者飲酒防止をアピールしている=写真=。