洋酒輸入協会は11月8日、第95回臨時総会を開き、平成18年度上期の事業報告を承認した。米井元一理事長は冒頭のあいさつで、輸入洋酒の現状などについて要旨次の通り語った。
輸入洋酒業界は、景気が回復しているとはいえ、上半期は依然、厳しい環境で、競争も厳しいが、消費は上向いており、明るい兆しが見えてきた。直近の今年1-9月累計の輸入通関実績によると、スパークリングワインが前年比35・3%増、ワインが1・2%増で、フランス、スペイン、イタリアワインが順調。スピリッツは28%増、スコッチなどウイスキーは6%増となり、ハードリカーも伸長している。特に、シングルモルトが好調だ。単価もそれぞれアップしており、喜ばしい状況だ。
しかし、上期には果実酒が増税され、為替レートの高止まりや、飲酒運転の罰則強化で、洋酒類の有効な販促手段でもある、店頭試飲会の中止などの影響があり、今後の動向を注意していかねばならない。
このほか、酒類、食品の残留農薬ポジティブリスト制度への対応で若干とまどったが、問題は起きなかった。今後も、引き続き情報収集に努め、協会会員は海外の生産者と密接に連携し、消費者の安心・安全性への期待に万全の対応をお願いしたい。
当協会の重要課題である組織の強化、新会員の加入については、さらに広く呼びかけていく。