キリンビールは、2006年のビール等の販売状況について、要旨次のとおり発表した。
【第3四半期までの販売概況】ビールは、業界全体と同様、マイナスの中で、発泡酒、新ジャンルの好調が寄与して、ビール+発泡酒+新ジャンル飲料合計で1-9月課税移出数量は177万1077klと前年同期に比し6・8%増加した。業界シェアは38%となり、前年から2・6%アップ。カテゴリー別の課税移出数量は、ビールが74万981klで5・6%減、発泡酒が65万1141klで3・6%増、新ジャンル飲料が37万8956klで54・9%の著増を示した。
カテゴリー別概況は、ビールは業界同様減少だが、チルドビールは116・5%増、「ブラウマイスター」は98・8%増などプレミアムビールが健闘した。発泡酒は、業界全体が大幅マイナスの中で「円熟」のヒットと「淡麗グリーンラベル」の5・6%増などによって前年増を達成し、発泡酒のシェアも55%と5期連続で拡大した。新ジャンル飲料は、競合新商品が多発する中で、「のどごし生」が引き続き多くの消費者からの支持を得て3000万ケースを出荷し、シェアも41・6%とさらに拡大した。
【第4四半期以降の販売施策】ビールは、最需要期の年末年始に向けて積極的な販促活動を展開し、「とれたてホップ一番搾り」を10月に発売、「ブラウマイスター」を通年化。発泡酒は、定番の「淡麗」シリーズと「円熟」を中心に、ナンバーワンの座を強固にすべく「白麒麟」を10月に発売した。新ジャンル飲料は、「のどごし生」を年間ナンバーワンとして圧倒的な地位を目指し、インスタントウィンキャンペーンを12月に実施する。チューハイ、ワインなどの販売施策は、年末需要期に向けてラインアップを強化。
【2006年年間目標】ビール+発泡酒+新ジャンル飲料合計で、年初目標の234万klから上方修正し、240万kl、6・2%増を目指す。チューハイは、年初計画どおり25万ケースを目指し、洋酒は売上高311億円を322億円に上方修正した。