薩摩酒類販売 取扱店1千店目前 本格焼酎で町の酒屋に“光”

 【鹿児島】取扱店、1000店目前--。平成15年2月、一般酒販店専門卸を標ぼうし事業を開始した薩摩酒類販売有限会社(本社・霧島市霧島田口560、髙江秀隆代表)が展開する本格焼酎の取扱店が、全国972店(10月18日現在)に達した。

 同社は、「どこの町にも、元気なお酒屋さんがある。それが、わたしたちの夢です」をスローガンに、主に九州の蔵元20社と提携し、独自企画で造った65銘柄を一般酒販店に絞り込み供給。「厳しい経営環境下にあるお酒屋さんの復権を目指したい」(同社古屋芳高顧問)という。業界が切り捨ててきた一般酒販店と手を取り合おうとする取り組みは、いわば時代への逆行との見方もあるが、同社の事業が多くの酒販店に最初の1歩を踏み出す力を与え、その契機となっていることは確かだ。原点回帰のスタンスでありながら、先駆け的な事業を展開しているともいえよう。

 将来的には、全国2000店程度の取り扱いを目標としているが、そのことではじめて、多くの酒販店、蔵元に“陽が当たる舞台”ができると訴える。「全国のどこの町にも、元気なお酒屋さんが存在することで、製造企業が丹精込めて造り上げた自慢の一品を発表する舞台ができる。お酒屋さんも輝く。舞台を整えることで、日本の健全な酒文化の維持、発展にも寄与したい」(同)。町の酒販店の復権は、地域コミュニティーづくりにもつながるとの思いも強い。

(掲載日:2006年11月07日)

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jyokai.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1236


<最近の記事>

  • 若竹屋酒造場 伝える力はぐくむ

  • わんまいる 新年大会「絆」フェスタ

  • 平成20FY酒類消費数量 852万klで2.8%減少

  • 高松小売と県業務用品部会 今年から合同で新年会

  • メルシャン事業方針 2010年は2%増を目指す

  • 11月洋酒出荷 13万7千klで16%増 

  • 明治屋 高島屋大阪店に新店

  • サントリー 国産最軽量2lペットを発表

  • ビール酒造組合 CMの自主基準を強化

  • “広島の酒”東京でPR 「ふるさと祭り東京」に初出展

  • 当サイトに掲載の記事・写真・図表等の無断転載を禁じます。
    著作権は、株式会社 醸界タイムス社に帰属します。
    Copyright© 2010 The Jyokai Times. All rights reserved.
    個人情報リンクトラックバック