民間の信用調査機関の帝国データバンクはこのほど、第3回フランチャイズ展開企業主要100社の実態調査を発表した。それによると、主要100社合計の売上高は3兆3671億300万円で、前年比4・3%の増収となり、売上高トップはセブン-イレブン(4928億3100万円)で、業態別では、コンビニエンスストア業11社で2期連続の増収増益、サービス業その他30社では2期連続の減収となった。
帝国データバンクでは、企業概要データベース(収録数124万社)から、2005年4月~2006年3月に決算を迎えたFC本部企業のうち、売上高と当期損益が判明している主要100社を抽出、業種や規模、収益状況などの調査を行った。
売上高・利益動向の主な結果は次の通り。
▽売上高1位=セブン-イレブン・ジャパンの4928億3100万円で、増収増益を続けており、自己資本率も高く、FC業界では最強▽2位=日本マクドナルドの3252億5800万円で、増収増益を続けているが債務超過▽3位=ローソンの2480億4100万円で、増収増益を続けており、自己資本比率も49%と厚い▽4位=自動車用品小売のオートバックスセブンの2030億5600万円で、05年は減損損失や関係会社整理損の特損計上があり減益となったが、06年は大幅増益となった▽5位=ファミリーマートの1840億6500万円で、増収を続けているが、減損会計処理により減益が続いている▽6位=サークルKサンクスの1806億1300万円で、増収増益が続いている▽7位=ダスキンの1714億9500万円で、家庭用商品の売り上げ減などにより、減収が続いている▽8位=持ち帰り弁当のプレナス(ほっかほっか亭)の1194億8900万円で、新規出店が続き増収増益▽9位=不二家の709億2800万円で、リストラのため特別損失があり、大幅欠損計上▽10位=吉野家ディー・アンド・シーの657億7300万円--と、売上高上位10社のうち4社がコンビニエンスストア企業となり、他の業態と比べて企業規模の大きさが際立っている。
収益面では、当期赤字計上企業が計14社と4社減少したこともあり、対前年度で26・6%の増益となった。