国税庁が発表した、今年平成18年4月1日現在の酒類自動販売機設置状況における従来型機の設置台数は2万2千台となった。
これにより、全国小売酒販組合中央会が酒類自動販売機の撤廃を決議した直後の平成8年3月31日における、全国の従来型機設置台数18万6千台に対する残存率(8年3月31日現在の設置台数を100%とした場合)は11・6%となっている。
人口の多い国税局管内における、従来型機の地域別残存率は、東京局が9・3%、関東信越局が11・7%、名古屋局が13・5%、大阪局が17・6%、広島局が10・5%の状況で、全国平均の残存率を上回っているのは、関東信越局、大阪局、名古屋局。
また、18年4月1日現在の従来型機の設置台数(2万2千台)のうち、今後、撤廃予定等のものは約6千台。従来型機を撤廃しない主な理由としては、「酒類自動販売機を撤廃した場合、売り上げが減少する」「撤廃費用または購入者の年齢を確認できるように改良された酒類自動販売機への、切り換え費用の負担が難しい」「周辺の酒販店が撤廃していない」などがあげられている。
購入者の年齢確認が可能な「改良型酒類自動販売機」の設置状況は、全国合計で2万800台、このうち、東京局管内では2200台、大阪局管内では6600台となっている。
国税庁では、酒類自動販売機に対する取り組み方針について、「従来型機は、残存率が11・6%まで撤廃されてきているが、国税庁は、引き続き小売中央会とも連携して、従来型機の撤廃および改良型機への移行を促し、より長期的にはすべての酒類自動販売機の撤廃に向けた取り組みについての検討を進めていく」としている。