日本酒造組合中央会が発表した8月の全国清酒課税移出数量は4万1368klで、前年の同中央会概数の4万1757klに比し0・9%の微減と、ほぼ前年並みの出荷状況で、清酒の需要動向もいよいよ底打ち感が見えてきた。
都道府県別では、最主産地の京都府と兵庫県が前年を上回り、タイプ別では、純米酒が今年1月以降8カ月連続で前年比プラス(純米吟醸酒も増加傾向)の状況で、さらに、清酒全体の7割強を占める「一般酒」の出荷状況が微減までに上昇してきたのが、清酒全体の対前年比をほぼ前年並み近くにまで回復するに至ったことに寄与している、とみられる。
また、今年1-8月累計の清酒出荷状況は39万5千klで、前年同期比3%減と、前年比減少率がだんだん小幅になってきている。