国税庁がまとめた今年1-7月分累計の酒類課税出荷数量(国産酒類と輸入酒類の合計)によると、全酒類合計数量は517万9950klで、前年同期の519万381klに比し0・2%の微減でほぼ前年並みだが、半年を過ぎても前年より酒類の総需要がなかなか上回らない厳しい状況が続いている。
各酒類の課税出荷数量の概数とすう勢(前年比)は、▽清酒=35万4千klで前年比3・2%減▽合成清酒=3万4千klで1・6%減▽連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)=27万5千klで2・6%減▽単式蒸留焼酎(本格焼酎)=30万2千klで3・1%増▽みりん=5万8千klで2・7%増▽ビール=195万8千klで0・8%の微減▽果実酒=12万9千klで1%増▽ウイスキー=4万4千klで6・4%減▽ブランデー=6千klで10・7%減▽発泡酒=89万8千klで15%減▽その他の醸造酒(新ジャンル酒類)=65万klで44・2%増▽スピリッツ=5万4千klで21%増▽リキュール=41万klで8・2%減▽雑酒=1千klで80・5%増--の状況となった。前年同期より増加している酒類は、単式蒸留焼酎、みりん、果実酒、その他の醸造酒、スピリッツなどだが、清酒、合成清酒、連続式蒸留焼酎、ビール、ウイスキー、発泡酒、リキュールなどが前年を下回り、酒類間の消長が際立っている。
国産酒類の今年1-7月累計課税出荷数量は499万762klで、前年同期の500万1711klに比し0・2%の微減だった。また、同期間の輸入酒類の課税出荷数量は18万9188klで、前年同期の18万8670klに比し0・3%の微増となった。その中で焼酎甲類の輸入出荷数量は4万4477klで、前年同期の4万2184klに比し5・4%増加した。輸入果実酒は8万2613klで、前年同期の7万7734klに比し6・3%増加し、輸入ワインは堅調ぎみに推移している。