平成18年9月ビール類出荷 51万9千klで4・7%減

 ビール酒造組合、発泡酒の税制を考える会などがまとめた9月分のビール系酒類の課税移出数量によると、「ビール・発泡酒・新ジャンル酒類」の総合計課税出荷数量は51万8509klで、前年の54万4210klに比し4・7%減と、2カ月ぶりにマイナスとなった。

 9月は気温が低く天候不順だったことや、昨年9月が気温が高く、前年比4%増と出荷が好調だったこととの対比などで、厳しい結果を余儀なくされた。

 ジャンル別の出荷状況は、▽ビール=26万5296klを出荷したが前年の28万9908klに比し8・5%も減少し、4カ月連続のマイナスとなった。今年9月は、残暑が厳しかった昨年同月に比べて気温が低かったことが大きな要因▽発泡酒=14万1028klで、前年の15万3016klに比し7・8%減少し、ビールと同じく4カ月連続でマイナスの状況▽新ジャンル酒類=その他の醸造酒(発泡性①)が10万4675klで、前年の9万1799klに比し14%増、リキュールが7510klで、前年の9487klに比し20・8%減、合計は11万2185klで、前年の10万1286klに比し10・8%増加--となった。

 9月のビール系酒類の総合計課税出荷数量中に占める各ジャンルの構成比は、ビールが51・2%、発泡酒が27・2%、新ジャンル酒類が21・6%。

 また、今年1-9月累計のビール系酒類の総合計課税出荷状況は466万2434klで、前年同期の469万421klに比し0・6%の微減で、ほぼ前年並みで推移している。

 このうち、ビールは256万8017klで、前年同期の261万3849klに比し1・8%減、発泡酒は118万4047klで、前年同期の135万50klに比し12・3%減、新ジャンル酒類は91万370klで、前年同期の72万6522klに比し25・3%増と大幅に伸長した。

 ビール酒造組合がまとめた9月のビール市場動向によると、<容器別販売動向(前年比)>▽びん88・8%▽缶=91・2%▽樽・タンク=94・0%(1-9月累計は、びん94・2%、缶98・8%、樽・タンク101・0%)、<用途別販売動向(前年比)>▽業務用=93・0%▽家庭用=90・1%(1-9月累計は、業務用99・5%、家庭用97・2%)--となった。

 なお、同酒造組合によると、9月のビール全量中の主な容器別販売数量の構成比は、缶が42・0%、びんが24・4%、樽・タンクが33・6%で、樽が前年の32・8%より0・8ポイント増とややアップしているのが注目される。1-9月累計では、びんが25・4%、缶が43・6%、樽・タンクが31・0%となった。

 発泡酒の税制を考える会がまとめた9月および1-9月累計の発泡酒市場動向によると、<容器別販売動向(前年比)>▽びん87・4%▽缶=92・4%▽樽・タンク=87・5%(1-9月累計は、びん80・6%、缶87・4%、樽・タンク96・8%)、<用途別販売動向(前年比)>▽業務用=89・3%▽家庭用=92・3%(1-9月累計は、業務用96・5%、家庭用87・3%)--の状況。

(掲載日:2006年10月18日)

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