全九州卸売大会、道半ば新取引制度

 【長崎】全国卸売酒販組合中央会北九州支部(栢正一支部長)、同南九州支部(池田正三郎支部長)は9月21日、長崎市内のホテルで第50回全九州卸売酒販業者大会を開催(主管=長崎県卸酒販組合<中山義一理事長>)した。

 九州7県の卸酒販組合員が参集し、懸案問題について協議、意見交換を通じて意思疎通も図るもの。

 当日の各県報告では、特に新取引制度導入以降、全国系大手卸が足並みを乱し地方地場卸の経営が悪化情勢にあること、メーカーの頭越し取引や大型量販店に対する不透明な販促金、換金性の高い景品の提供などが公正な取引環境の醸成を妨げていることなどが指摘され、新取引制度の定着がいまだ道半ばで危うい状況にあることが浮き彫りになった。

 市場環境改善のために国税庁発出「新指針」に実効性を求める声、チューハイ商品のオープン価格化は時期尚早との声も上がった。社会問題化している飲酒運転への対応に言及する発言もあった。

(掲載日:2006年09月29日)

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