
社団法人日本硝子製品工業会(事務局・東京都港区、堤俊彦会長)は9月1日付で、長期保存果実酒びん(市場で一般的に「梅酒びん」と呼ばれている)について、新しく「品質規格」を設け、その基準に合格したびんに「認証マーク」を貼付する制度を発足させ運用を開始した。また、この「品質規格」と「認証マーク」運用規定を、併せて「長期保存果実酒びん認証制度」と呼ぶこととした。
この「認証マーク」は、“安全・安心”の証としてびんに貼付し、流通業や消費者に直接訴えるもので、同会では「耐熱ガラス製品」「強化ガラス蓋」に続く、3番目の安全認証マークとなる。
同制度は、流通している長期保存果実酒びんの中に、取り扱い中それほど乱暴に扱ったわけでもないのに簡単に破損した、という流通や消費者からのクレームなどをもとにおよそ1カ年にわたる実態調査と各種試験などの結果から生まれた。
同会では同制度の導入について、「市場で流通している同びんの一部に、例えば強度的にも相当懸念されるものが確認され、これを放置し見過ごすことは、当会の“安全・安心”のガラスを消費者に届けるという使命に反するものと考えた。さらに、多くの長所を持つガラス容器全体にも良くない影響を与えると判断し、この制度の制定に踏み切った」としている。