ビール酒造組合、発泡酒の税制を考える会がまとめた8月分のビール系酒類課税出荷数量(ビール、発泡酒、新ジャンル飲料の総合計)は62万2470klで、前年の61万8955klに比し0・6%の微増となった。8月は残暑に恵まれ、高温と好天が寄与したが、7月のマイナスを取り戻すには、もう少しの状態にとどまった。
ジャンル別の出荷動向は、<ビール>36万6226klで、前年の36万9136klに比し0・8%減にとどまり、ほぼ前年並みの状況。びんは前年比8・1%減だったが、缶ビールは1・7%増、樽・タンクは0・9%増と、3カ月ぶりに前年比プラスとなった。<発泡酒>14万6746klで、前年の15万2544klに比し3・8%減少したが、マイナス幅は縮小傾向。<新ジャンル飲料>10万9498klで、前年の9万7275klに比し12・6%増加し、今年4月以来4カ月ぶりに前年を上回った。
また、今年1-8月累計のビール系酒類課税出荷数量は414万3926klで、前年同期の414万6212klに比し0・1%の微減にとどまり、今年7月の前年比0・2%減よりマイナス率が縮小した。
このうち、ビールは230万2721klで、前年同期の232万3942klに比し0・9%減少でほぼ前年並み。発泡酒は104万3019klを出荷したが、前年の119万7034klに比し12・9%減少した。新ジャンル飲料は79万8186klで、前年の62万5236klに比し27・7%増加した。
ちなみに、ビールの最需要期6~8月の3カ月合計のビール出荷状況は108万klで、前年同期比は約3・1%減少したとみられる。
なお、ビールの8月分および1-8月分の容器別販売動向(前年比)は、▽8月分=びんが8・1%減、缶が1・7%増、樽・タンクが0・9%増で、缶ビールと樽生ビールが前年より伸長▽1-8月分=びんが5・4%減、缶が0・2%減、樽・タンクが2・0%増--と、樽生ビールが増加傾向にある。