【福島】平成17年酒造年度全国新酒鑑評会において福島県(唐橋幸市郎県酒造組合会長)は入賞酒に31銘柄が選ばれ、その中から「金賞」に23銘柄が輝き、金賞受賞銘柄数で日本一になった。
日本一の県産酒を堪能してもらうため、県内行政、販売関係者らを招いて「全国新酒鑑評会金賞受賞数日本一祝賀会」がこのほど市内ホテルで開かれた。
県内蔵元は「みんなで良い成績を、みんなで金賞を取ろうよ」を合言葉に、なかなか金賞数が少ない時代が続く中で、技術をお互いに共有しながら高品質の酒造りを目指して涙ぐましい努力を続けてきた。特にがんばるお隣の山形県が刺激となり、東北鑑評会では抜きつ抜かれつの間柄で、大いに励みになっていた。
酒造好適米では「夢の香」(八反錦1号を母に、出羽燦々を父に)を県農業試験場で10年の歳月をかけて開発し、また酒造酵母では特有のフルーティーな香りと華やかで酸味の少ないソフトでマイルドな味わいを造り出す県独自の「うつくしま夢酵母」を平成3年に完成させており、福島の酒が地産地消を提唱する同県のさきがけとなっている。