宝ホールディングスでは、自然環境保全の推進に寄与することを目的として設立された「公益信託TaKaRaハーモニストファンド」の平成18年度の助成先がこのほど決定した。
今年度の助成先は、運営委員の推薦と選考委員会での審査を経て決定された、団体、個人あわせて11件で、助成金額合計は500万円。
このハーモニストファンドは、宝ホールディングスの拠出基金(信託財産)をもとに昭和60年に設立され、その運用益によって毎年助成活動を続けている。第1回からの助成先はのべ230件、助成金累計額は1億1025万円となった。
助成先と研究・活動内容は次のとおり。
▽山口県立厚狭高等学校生物部(山口県)=放流されたヒメダカによる野生メダカの遺伝子汚染に関する生態学的研究▽今井健介氏(京都府)=京都市北郊における1930年代以降の里山の衰退とチョウ類生息状況の変化▽渡邊幹男氏(愛知県)=雑種性帰化タンポポの遺伝的多様性とその起源▽竹笹研究会(同)=愛知県の知多半島の竹薮調査と整備指針の考察▽森と人のネットワーク・奈良(奈良県)=大台ケ原と世界遺産・大峯奥駈道の自然修復およびエコツアーガイド養成▽NPO法人・北アルプスネイチャートラスト(長野県)=一の瀬園地(牧場)景観保全事業および道標整備▽牛山正人氏(愛知県)=ヒメタイコウチを守れ!▽キウシト湿原の会(北海道)=キウシト湿原の保全・再生事業▽森林環境保全ボランティア「蔵王 緑の騎士団」(山形県)=民有林における森林整備および有用伐採木を利用した環境教育支援▽一宮ネイチャークラブ(千葉県)=メダカ池の保全と周辺環境の維持、ホタルの生育環境の維持保全活動▽NPO法人・野生生物を調査研究する会(兵庫県)=「生きている由良川」作成に向けて流域の野生生物等の調査とその記録と保存事業