
【京都】サントリーは5月26日、京都ビール工場(長岡京市調子3-1-1)にマスコミ関係者を招き、プレミアムビール「ザ・プレミアム・モルツ」セミナーを開催した。
伊藤昇工場長は工場代表あいさつに立ち、「『ザ・プレムアム・モルツ』が好調に推移している。今年3月には前年比6倍以上の販売数量を示した。この好調に対応し、4月上旬から当工場での生産を開始した」と同商品の広がる需要について語るとともに、工場概要について「京都工場は名古屋から西のエリアに向けて商品を造っている。現在当社には、武蔵野、利根川、京都、九州熊本と全国に4つのビール工場があり、それぞれの土地には恵まれた天然水が存在している。この天然水が、おいしいビールを造るうえで重要な役割を果たしている」と説明した。
続いて、同工場の美浦匡技師長が講師に立ち、「ザ・プレミアム・モルツ講座」を開催した。美浦技師は講座の中で、「同商品は、“華やかな香り、深いコクとうまみ”を実現したプレミアムビールで、ビール醸造家の夢と情熱を凝縮したビールといえる。製品造りに関しては、麦芽・ホップ・水の3つの素材にこだわっている。麦芽は、厳選した麦芽を通常の約1・2倍使用している。ホップは、良質のアロマホップを2倍使用。そして水に関しては、深井戸から採水される天然水を使用している。ビール造りに対する天然水の力は大きく、“1”天然水自体がピュアで安全“2”素材のうまみが引き立つ“3”後味がすっきりしたビールに仕上がる--といったメリットがある」と厳選素材と天然水の重要さを強調した。また、製造方法のこだわりについて、「麦芽のうまさを十分に引き出す“ダブルデコクション製法”を採用している。これは通常1度しかしない麦汁の煮沸を、2回することで麦芽のうまさを余すことなく引き出す製法となっている。また、上品で華やかな香りを実現するために、ホップ投入タイミングの最適化技術“アロマリッチホッピング製法”も採用。さらに、しっかりとしたコクとうまみを実現するために、通常のビールよりもじっくりと時間をかけて熟成をしている」といかに厳選素材の良さを活かすかを強く訴えた。
続いて工場見学を行い、原料→仕込→発酵→貯酒→ろ過→缶・びん詰といったビールが完成するまでの一連の流れを見学、麦汁から発酵がはじまり約7日経ったアルコール度数約5%の「若ビール」の試飲も行った。