日本リターナブルびん普及協会は4月25日、定時総会を開き、平成17年度(17年4月~18年3月)の事業報告および収支決算報告を承認したあと、平成18年度(18年4月~19年3月)の事業計画および収支計算案を可決した。
渡辺四朗会長は冒頭のあいさつの中で、「R720MLびんの受注が増加し、17年度の出荷数量が500万本に達し、前年度に比し40%も増加した。平成11年度から18年度までの7年間、毎年、健全な形で着実に伸長している。R720MLびんを1・8Lびんに代わる商材として、本格的に育て上げていきたいので、今後の協力と拡売をお願いしたい。R720MLびんの普及のためには、Rマークびんのポスターを酒販店店頭に掲示してもらうよう計画している。また、今後の重要な問題として、2年後にも、計量法の改正で1・8Lの丸正びんがなくなる懸念があり、大変なことになるおそれがあるので、R1・8Lびんをびんメーカーに提案していく必要がある。いずれ時期を見て、行政、清酒中央会などにR1・8Lびんの普及、拡売の協力を要請したい。Rマークの付いた1・8Lびんを流通させなければならない」と強調した。
平成17年度の事業報告の要旨は、「R720MLびんの17年度出荷数量は508万1769本(茶びん347万6977本、EGびん151万4048本、黒びん9万744本)と、500万本以上(前年比40%増)となった。これは、R720MLびん採用の酒造メーカーが増加したことによる。この結果、平成11年度から17年度までの総投入数量は1802万2571本に達し、回収びんのリユースが高まってきた。しかし、まだびん商にとっての新たな商材とはなっていないので、今後、一層の拡売が望まれている」。
平成18年度の事業計画は、「新びんの投入数量は大幅に伸びつつあり、市場にはかなりの数量の回収びんが出回るようになり、リユースされやすくなるとともに、リターナブルびんとしての認知度が上がってきた。これを機に、より一層リターナブルびんの利用促進を図るために、R720MLびんの販売は、新びん、古びんにかかわらず全面開放する。また、引き続き認知度向上のため意見広告の掲載とともに、ガラスびん協会や全国びん商連合会等関連各団体との連携を深めていく」との事業方針を決定した。
このほか、びん販売会費取り扱いについては、①リターナブルびんのさらなる利用促進を図るため、R720MLびんの販売を、新びん、古びんにかかわらず全面開放したが、これらの協会員以外の販売についても従来通りびん販売会費の徴収を行う。びん販売数量については、協会規約にある通り、四半期ごとの製びんメーカーからの数量報告で確認する②びん販売会費の取り扱いについては、R720MLびんの普及がさらに進展し、販売数量が年間700万本に達した時期をめどに、その一部を正会員への配当にあて、今までの努力に報いるよう検討する」こととした。