ビール酒造組合および発泡酒の税制を考える会が発表した3月分のビール系酒類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)総合計課税出荷数量は51万5201KLで、前年の48万3067KLに比し6・7%増加した。このうち、ビールは27万9019KLで、前年の27万3672KLに比し2%増加し、発泡酒は13万5724KLを出荷したが、前年の16万7198KLに比し18・8%も減少した。一方、新ジャンル酒類は10万458KLで、前年の4万2197KLに比し約2・4倍の出荷となった。
ビール酒造組合のまとめによると、3月は気温の変動が大きかったものの、月間最高気温平均が高かったこと、景気回復感に伴う業務用消費が引き続き好調で、これに新商品の発売もあり、ビールの復調傾向が鮮明となって3カ月連続で前年を上回った。特に、樽生ビールが3カ月連続で2ケタ増と、けん引車役となっている。
また、ビールの1-3月累計出荷は前年比5・7%増加し、3カ月連続の前年比プラスは、平成8年4~7月以来10年ぶり。
ビールの容器別動向(前年比)は、<3月>▽びん=96・6%▽缶=99・9%▽樽・タンク=110・3%、<1-3月>▽びん=101・2%▽缶=105・0%▽樽・タンク=111・4%。用途別販売動向(前年比)は、<3月>▽業務用=105・8%▽家庭用=98・5%、<1-3月>▽業務用=108・1%▽家庭用=103・5%。
今年1-3月(第1・四半期)累計のビール系酒類総合計課税出荷数量は122万9599KLで、前年同期113万2017KLに比し8・6%増加した。
このうち、ビールは66万3184KLで、前年の62万7145KLに比し5・7%増、発泡酒は32万7351KLを出荷したが、前年の40万8129KLに比し19・8%の大幅減、新ジャンル酒類は23万9064KLで、前年の9万6743KLの約2・5倍となり、発泡酒は新ジャンル酒類の影響が大きく、大幅減少が続いている。
発泡酒の税制を考える会がまとめた容器別販売状況(前年比)は、<3月>▽びん=89・2%▽缶=80・3%▽樽・タンク=104・5%、<1-3月>▽びん=88・1%▽缶=79・4%▽樽・タンク=103・7%。用途別販売動向(前年比)は、<3月>▽業務用=104・3%▽家庭用=80・3%、<1-3月>▽業務用=102・2%▽家庭用=79・4%。