山形県酒造組合新酒歓評会 最高技術の酒を発信、東北・新潟などからも友情参加

 【山形】山形県酒造組合(後藤康太郎会長)は3月24日、「山形県新酒歓評会」をJR山形駅内のホテルメトロポリタン山形で開催した。

 同会は平成16年に始まり、3回目を迎えた。今年は吟醸酒を山形(46場)、ほかに東北(秋田14場、福島11場、岩手3場、青森7場、宮城20場)および新潟(6場)と全国の友情蔵(67場)が参加し、また純米酒も山形(28場)から出品があり、歓評会が行われた。

 いずれも、今年造った全国鑑新酒評会に出品予定の各蔵元の最高の品質を持った酒で、仙台局鑑定官、東北各県工業技術委員らの審査員で審査が行われた(結果は各蔵元に通知)。

 同会は、参加蔵元の技術力向上と品質チェックを目的にし、また会を「歓」と名付け、出品酒を広く一般の方にも飲んでもらうという企画。技術検討会の後、550人を超す一般の人たちがきき酒、パーティーに参加(一人5000円の有料)して新酒を楽しんだ。

 プロジェクト委員会の仲野益美委員長は「春の新酒酒評会がないため、この会で個々の新酒の出来具合や、県全体のレベルを全国と比較している。また、この機会に最高の技術の酒をお客様に飲んでもらっていることにも意義がある」と話す。

 また、同酒造組合需要開発委員会の佐藤一良委員長は「山形県は炭素濾過の使用量が日本一少ない県で、酒は山吹色をしている。味のあるおいしい日本酒を飲んでもらいたいという願望の情報発信を山形から行っている」と語った。

(掲載日:2006年03月29日)

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