キリンビールは、2月分の販売動向について次のとおり発表した。
【ローアルコール・ビバレッジ】2月のローアルコール・ビバレッジ計は、新商品「円熟」のヒットと「のどごし生」の好調継続により、30%近いプラスとなった。ビール+発泡酒+新ジャンル飲料計は約30%の増。
ビール計は、好天候と景気回復感から業務用が全体をけん引し、微増となった。「一番搾り」計が1ケタ台後半とプラス。大樽が前年比プラス10を超えたほか、びん・缶でもプラスとなった。また、プレミアムビール各商品も好調で、昨年11月に発売した「ゴールデンホップ」の好調もありチルドビール計では1月に続きプラス。また、「ブラウマイスター」も約60%の増、「ハートランド」も20%超のプラスと好調に推移している。4月5日発売のチルドビール「一番搾り・無濾過生」の受注状況も順調だ。
発泡酒は、新ジャンル商品の影響などで業界全体が不振な中、2月15日に発売した「円熟」の好調もあり、発泡酒計で14カ月ぶりにプラスとなった。同商品は、発売から約2週間で約122万ケースを販売。当初予定を大幅に上回り、休日返上や3交代制での製造を継続してきたが、名古屋工場でも4月下旬より製造を開始することを決定。今回の拠点拡大により5工場での製造となり、最盛期に向け万全の体制で販売をバックアップする。「淡麗」シリーズ計は業界平均を大きく上回る約15%のマイナスに留まった。
新ジャンル飲料は、「のどごし<生>」が引き続き販売好調で、単月で約255万ケースを販売。1月下旬製造分よりリニューアルを行い、3月2日にはCMタレント山口智充さんを招き、リニューアル発表イベントを開催した。
「氷結」計は、新シリーズ「氷結早摘みレモン」の好調もあり、約3%のプラスとなった。
【洋酒】単月の洋酒売上高は、業界全体が厳しい中、3カ月連続で前年比10%台プラスを記録。国産ウイスキー計は、「富士山麓」ブランドのヒットで、前年比40%台プラスと好調。輸入ウイスキー計も、6カ月ぶりに前年比プラスとなった。ワイン計は、前年比10%近いプラス。特に、女性を中心に支持が拡大しているシャンパン「ランソン」は、前年比70%のプラスとけん引している。また、国産ウイスキー「富士山麓・樽熟50°」の累計出荷本数が、2月24日で100万本を突破した。