
【高知】高知県酒造組合(竹村彰夫会長)の平成17酒造年度「新酒鑑評会」が3月10日、高知市本町の高知酒造会館であり、審査の結果、秀28点・優8点・良5点・可2点を選んだ。同時に第1回「土佐宇宙酒審査会」も開かれ、4月1日一斉発売解禁のカウントダウンを前に報道マスコミ各社が殺到。県単位の鑑評会では異例の取材フィーバーとなった。
鑑評会には、県内19社22場のうち15社18場が吟醸酒43点を出品。高松国税局の鑑定官ら12人で出来栄えを審査した。きき酒競技会もあわせてあり、上位は▽1位=廣松慶久(土佐鶴酒造)▽2位=前田さおり(同)・久武宣興(同)・佐竹正行(司牡丹酒造)の4氏だった。
土佐宇宙酒は、宇宙ステーションに昨年約8日間滞在して10月11日に帰還したロシアのソユーズから回収した酵母を使用。乾燥とウエットの2タイプ12種で、高知県工業技術センターがマイクロアレイなどDNA遺伝子検査や小仕込み試験で安全性も確認。初年度の今年は乾燥麹だけ6種を使い、17社が25点を出品した。
宇宙酒は世界初とあって、午後の審査会には新聞・放送の取材陣が押しかけ、場内で関係者が取り囲まれるなど一時ごった返した。第2回審査会は3月24日。発売解禁日に高知新阪急ホテルがスペシャルイベント「土佐宇宙酒・花見の宴」も予定するなど驚異的なブームを見せている。