全国醤油工業協同組合連合会は3月15日、臨時総会を開き、平成18年度事業計画および収支予算案を原案通り可決、決定した。
決定した事業計画では、主に次の重点事業を掲げている。
(1)日本経済は回復に向かっているが、食品業界はまだその影響は出ておらず、醤油業界は依然として少子高齢化などによる需要の減少の中、販売競争の激化により価格の低迷が続く一方、原油価格の高騰などで大幅なコストアップがあり、一層厳しい経営環境が予想される。平成17年の年間出荷数量は、減少の歯止めがかからず、前年比1・6%減少の93・9%にとどまり、原油の高騰など様々なコスト高要因を抱えているにもかかわらず、醤油は相変わらず市場価格は安価安定が現状だ。醤油業界としては、正常な市場秩序の形成に向けた真剣な取り組みが最も重要で、市場問題対策会議を8ブロックの主要都市で開催する。
(2)醤油のPR事業は、“食育プロジェクト”を核とする食育事業に業界の総力を結集して取り組み、「醤油の価値」を復権し、需要の拡大を図る。
また、醤油業界がまとめた平成17年(1-12月)における全国醤油出荷状況は93万8763KLで、前年(16年)の95万3919KLに比し1・6%減少した。
うち大手5社の出荷数量は47万8325KLで、前年の47万6514KLに比し0・4%の微増となった。また、全醤工連傘下業者の出荷量は46万438KLで、前年の47万7405KLに比し3・6%減少した。
平成17年年間のつゆ・たれ等の加工調味料の生産状況は、▽つゆ類=11万9千KLで、前年の11万5千KLに比し3・5%増▽たれ類=3万14KL(前年3万KL)▽その他=1万9千KLで前年並み▽合計=16万9千KLで、前年の16万5千KLに比し2・4%増--となった。