【滋賀】キリンビールは2月13日、滋賀工場産の発泡酒「円熟」の出荷開始を記念し、同工場で初出荷式を開催した。
冒頭、藤本吉伸滋賀工場長は、「当工場は1974年に創業し、今年で32年目を迎える。創業当時は、『ラガー』の大びんと中びんのみを製造していたが、現在ではビール・発泡酒など20種近い製品を製造する多品種対応型の工場となった。今回の新製品『円熟』は、『淡麗生』の“のどごしスッキリ”という商品特性に対し、“飲みごたえ、味わい”という発泡酒を実現できた。多くの人に飲んでいただきたい」と新商品にかける期待を語った。
初出荷式では、藤本工場長、数原俊男近畿圏統括本部京滋統括支社長、夏原昭夫多賀町助役らによるテープカットを行い、「円熟」を積み込んだトラックが一斉に工場から出荷を開始した。
続く「円熟」試飲会の中で、数原京滋統括支社長は、「商品やブランドを育てるのはメーカーの使命だが、これは非常に難しいことだ。商品を育てるためには、まずはおいしいこと、そしてその商品なりの価値、コンセプトが明解であることが必要となる。そういう意味では本日出荷した『円熟』は、まさしくそういう商品だといえ、期待している」と語った。
また、江部るみ子商品開発研究所マーケティング部部長は、同商品の開発について、「当社では『淡麗生』『淡麗グリーンラベル』『のどごし生』などを育成する一方で、さらに新しい価値提案を行うことにより、ビール・発泡酒・新ジャンル飲料とトータルで市場を活性化し、販売増を目指している。今回『円熟』は、そういった取り組みの一環で、現在好調な新ジャンル飲料の対極にある“コクのある味わい”をコンセプトとしている。お客様に対しては、『発泡酒がこのコクをだせるようになるまで11年かかりました。』をメッセージとして伝えていきたい」と説明した。