【神戸】オリバーソース(神戸市中央区)は1月27日、新商品発表会を開き、3年間熟成させたソース「クライマックスヴィンテージソース」を毎年1月17日に発売し、その収益金の一部を震災復興に寄付すると発表した。
今回の商品は、3年前の1月17日に仕込んだ「クライマックスモルト」をベースにしたソースで、古来より受け継いだ沈殿製法で製造した原液を熟成させることで、さらに芳醇な味わいに仕上げている。<ウスターソース><とんかつソース><どろソースハバネロ・ライム>の3種類で、各1万本限定での発売。1月17日から、神戸大丸で発売されており、好調な滑り出しを見せている。
あいさつに立った道満雅彦社長は、「今回、業界初となるヴィンテージソースを投入することで、今までにない商品、新しい市場開拓を目指し、売り上げの3%をヴィンテージソースにしたい。そして5年後には5%に育てていきたい」と語った。また、「当社は、阪神淡路大震災で本社・工場の約4割を焼失または全壊という被害を受けており、昨年ようやく震災前の売上規模を回復することができた。最近では神戸の震災にふれる報道も減ったが、この1月17日を忘れずに進んでいきたい」と、1月17日をメモリアルデーとして、“1”毎年この日にその年の新しいヴィンテージソースを仕込む“2”「クライマックス」シリーズを発売する“3”収益金の一部を震災復興に寄付--の3つを行う。
パッケージは、品質の高さを物語る深いルリ色のオリジナルびん(350g)を使用し、吊りラベルはエンボスされた金箔押しや裏色を見せるデザインで、1本1本にシリアルナンバーが刻印されている。
<ウスターソース>(希望小売価格800円)は、厳選された野菜・果実をじっくり煮込み、その後長期間熟成させてできたウスターモルトを自然分離させ、上澄み部分だけを再ブレンドして造りあげたもので、調味料・添加物・着色料などを極限まで控え自然な色・つやにこだわった。<とんかつソース>(同)は、世界で初めてとんかつソースを開発したオリバーが、沈殿製法の集大成として当時の風味も再現しながら、芳醇な甘さとまろやかさをさらに向上させた。<どろソースハバネロ・ライム>(1300円)は、じっくりと熟成させたウスターモルトの沈殿を世界一ホットな唐辛子・ハバネロとさわやかなライムジュースでさらに過激に磨き上げた超辛口の濃縮ソースで、泥ソースのコクと甘さ、ハバネロの辛さが調和した味わいが楽しめる。