国税庁鑑定企画官室が発表した、平成16酒造年度(16年7月~17年6月)における清酒の製造状況によると、清酒の製造場数は1424場で、前年度の1463場より39場減少し、清酒製造数量(アルコール度20度換算)は52万3233KLで、前年度の61万212KLに比し8万6979KL減り、前年度に比し14・3%の減産となった。
(1)清酒の製造場数=平成16酒造年度に清酒を製造した場数は1424場で、前年度から39場減少した。製造方法別の製造場数は、特定名称清酒では、▽純米酒=1044場(前年度1035場)▽純米吟醸酒=1169場(1190場)▽吟醸酒=1176場(1204場)▽本醸造酒=1110場(1154場)--で、普通酒は1138場(1196場)、増醸酒は554場(577場)となった。
これらの全体の製造場に占める割合は、▽純米酒=73・3%(前年度70・7%)▽純米吟醸酒=82・1%(81・3%)▽吟醸酒=82・6%(82・3%)▽本醸造酒=77・9%(78・9%)▽普通酒=79・9%(81・7%)▽増醸酒=38・9%(39・4%)--となった。
(注)特定名称清酒とは、純米酒、純米吟醸酒、吟醸酒、本醸造酒、また普通酒とは、特定名称清酒、増醸酒以外の清酒をいう。
(2)清酒の製造数量=平成16酒造年度の清酒製造数量(アルコール度20度換算数量)は、52万3233KL(対前年度比14・3%減)。そのうち、特定名称清酒の製造数量は、17万106KL(10・0%減)となった。
特定名称清酒の製造方法別の製造数量対前年度比は、▽純米酒=対前年度比0・2%減▽純米吟醸酒=9・1%減▽吟醸酒=12・0%減▽本醸造酒=15・2%減。
(3)原料米の使用数量など=平成16酒造年度の清酒用原料米は、玄米は27万799t(対前年度比14・1%減)、白米は18万5604t(14・4%減)が使用されている。精米歩合は66・4%(前年度66・6%)。
(4)原料用アルコールの使用数量=平成16酒造年度の清酒製造に使用された原料用アルコールの数量(アルコール度100度換算)は3万6678KL(対前年度比15・2%減)で、白米1tあたりに換算すると197L(1・1%減)となった。
(5)糖類の使用数量=平成16酒造年度の清酒製造に使用した糖類の数量は5637t(対前年度比8・1%減)で、増醸用白米1tあたりに換算すると345kg(1・3%増)。
(6)平成16酒造年度の製成清酒の平均アルコール度は20・5度、平均日本酒度は、普通酒がプラス3・1、増醸酒がマイナス8・2、清酒全体がプラス1・2。