【大阪】伊藤忠食品は11月16日、中央区城見の同社本社で平成17年9月期の決算概要を発表した。連結の売上高は5578億4300万円で前期比104%、計画比100・6%、経常利益は61億2100万円で前期比99・5%、計画比96・4%、当期純利益は23億6900万円で前期比70・3%、計画比67・9%の増収減益決算となった。
中間決算の内容について、濱口泰三社長は、「地域量販店と業務用卸との取引拡大により、売上金額は初めて5500億円の大台を突破、前期を4%上回ることができた。一方、経常利益は量販店対応の一括物流センター新設による一時費用の発生や、貸し倒れ懸念債権の新規発生による引き当て金を追加計上したことで、前期をわずかに下回った。また、投資有価証券評価損や固定資産の減損損失などにより、21億4100万円を特別損失に計上した関係で、当期純利益は29・7%の大幅減となった」と説明した。
業態別・商品分類別の売り上げでは、スーパー向けが96億円増と増収分の半分を占める好調さを持続。業務用卸、デパート、CVSとの取引もそれぞれ順調に増加した。商品分類別売り上げではビールは減少したものの、焼酎や新ジャンル酒類の伸長によって、酒類の売り上げに占める構成比が、初めて40%を突破した。
次期見通しは、売上高で前期比3・3%増の5763億円、経常利益が6・2%増の65億円、当期純利益が55・7%増の36億9000万円を目指す。