キリンビールは、8月分の販売動向について次のとおり発表した。
【ローアルコール・ビバレッジ】8月は、猛暑による追い風と「のどごし<生>」のヒットも手伝って10%近いプラスとなった。ビール+発泡酒+新ジャンル計でも10%台のプラスとなっている。また、「サッカー日本代表応援キャンペーン」は好評のうちに終了し、各カテゴリーの夏の商戦を後押しした。
ビールは、猛暑による業務用の好調さもあり、微減となった。「一番搾り」は大樽が10%近いプラスとなり合計でも前年を上回った。プレミアムビールも引き続き好調で、期間限定で缶を発売した「ブラウマイスター」は前年の6倍、「ハートランド」も20%以上プラス、チルドビールの「まろやか酵母」もプラスで、プレミアムビールとして新しいカテゴリーを構築しつつある。また、「秋味」も好調な滑り出しで、中びんを追加したことが業務用施策の強化にもつながり、前年比15%増となっている。
発泡酒は、新ジャンル飲料の影響もあり10%台のマイナスとなったが、「淡麗」シリーズを中心に健闘し、業界平均を上回った。中でも「淡麗グリーンラベル」は3%程度のマイナス、「淡麗アルファ」は25%以上のプラスと健闘、健康志向が受け入れられている。
新ジャンルは、「のどごし<生>」が8月も好調さを継続し、単月で約330万ケース、累計で約1600万ケースを販売した。また8月24日には250ML缶も発売し、上方修正した年間販売目標達成に向け、さらなる販売活動を加速していく。
【洋酒】8月は3カ月ぶりに1ケタ台のプラスと好調さをみせた。ウイスキーは、業界全体が厳しい中で「フォアローゼズ」は4カ月連続のプラス、「シーバス リーガル」も2カ月連続でプラスとなった。9月7日に発売する同社初の国産ウイスキー「富士山麓 樽熟50°」「シングルモルト18年」は、予想を上回る出荷数となり、「樽熟50°」は年間販売予定の3万5000ケースの約半数を初日で出荷するという過去に無いスピード。ワイン計は、20%台の大幅増となり、4カ月連続の2ケタ台プラス。家庭用デイリーワイン「フランジア」を筆頭に、シャンパン「ランソン」「カフェ ド パリ」といったスパークリングワインが引き続き大幅伸長した。
【キリンビバレッジ社】主要な基盤ブランドがプラスとなり、単月で4%増、累月ではプラスマイナス0となった。業界平均は、単月が7%増、累月が2%増で着地したもよう。
ブランド別では、「生茶」が、量販店施策効果で単月17%増(累月3%増)で、「午後の紅茶」2%増(3%減)、「ファイア」2%増(1%減)といずれも好調に推移した。「ボルヴィック」は26%増(16%増)と好調さを継続し、販売好調による出荷調整中の「アルカリイオンの水」も5%増(28%増)となり、24時間5交替のフル稼働を継続している。