8月ビール課税出荷 37万KLで前年比2%伸長、樽生が8・7%増と順調

 ビール・発泡酒の大手5社の8月分ビール+発泡酒課税出荷数量は52万1680KLで、前年の55万7677KLに比し6・5%減少したが、ビールは36万9136KLを出荷し、前年の36万1608KLに比し2・1%増加した。

 今年の8月は昨年より暑く、お盆を過ぎても好転に恵まれ、平均気温も高く、天候条件がよかったことで、ビールは昨年を上回ることができたが、その一方で発泡酒は15万2544KLの出荷にとどまり、前年の19万6069KLに比し22・2%もダウンした。新ジャンル商品の影響を受け、13カ月連続で前年割れとなった。

 また、今年1-8月累計のビール+発泡酒課税出荷数量は352万976KLで、前年同期の407万9804KLに比し13・7%減少した。このうち、ビールは232万3942KLで、前年同期の252万5610KLに比し8%減少、発泡酒は119万7034KLを出荷したが、前年同期の155万4194KLに比し23%も落ち込んだ。

 ビール酒造組合が発表したビール市場動向によると、<容器別販売動向(前年比)>8月は▽びん=3・5%減▽缶=1%増▽樽・タンク=8・7%増--と順調で、1-8月では▽びん=11・8%減▽缶=9・5%減▽樽・タンク=1・6%減、<用途別販売動向(前年比)>8月は▽業務用=6%増▽家庭用=0・5%減--と、家庭用もほぼ前年並みに推移している。今シーズン(6~8月)の中元ギフトは前年比に5・5%減少した。

 また、8月分の新ジャンル商品の課税出荷状況は9万7275KLで、前年の2万8490KLの約3・4倍、1-8月累計が62万5236KLで、前年同期の19万7745KLの約3・16倍となった。

 なお、1-8月間の新ジャンル商品の出荷数量の内訳は、▽その他の雑酒“2”=53万2352KLで前年比3・64倍▽リキュール類=9万2884KLで前年比80・9%増。

 ビール+発泡酒+新ジャンル商品の総合計出荷数量は、8月が61万8955KLで、前年の58万6167KLに比し5・6%増加し、3カ月ぶりに前年を上回り、1-8月累計は414万6212KLで、前年同期の427万7549KLに比し3・1%減少した。

 なお、ビール+発泡酒+新ジャンル商品の総合計出荷数量中に新ジャンル商品が占める割合は、8月が15・7%、1-8月が15・1%。

(掲載日:2005年09月14日)

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