【大阪】酒・米の宅配専門チェーンのファミリーネットワークシステムズ(本社・西淀川区、堀田茂社長)は7月15日、総合宅配事業「ネイバーフッドサービス・わんまいる」の展開について記者発表をした。
今回、伊藤忠商事と業務提携を結び、酒類・米以外の商材を充実。より地域密着の総合宅配事業の実現に向けて従来の宅配システムをさらに進化させ、生活関連商品を総合的に取り扱う、新しい宅配ビジネスを立ち上げる。今年10月のスタートをめどに、協力卸の東日本は升喜(東京)、西日本はエスサーフ(滋賀)に酒類以外の「わんまいる」専用商品の物流センターを置き、加盟店の在庫負担がないスムーズな配送システムを構築する。
これにより、2010年には加盟店舗2000店(昨年度249店)、売上高3000億円(同92億円)を目指す。
堀田社長は総合宅配事業の立ち上げについて、「高齢化や共働きなどで消費の流れに変化が起こり、宅配事業も時代に合ったものに進化しないといけない。今回、小売業向けのワンストップサービスを行っている伊藤忠商事と提携し、酒、米にとらわれることなく総合的な商品を取り扱うことが実現した。将来的には介護サービスなども視野に入れ、また、新たにネットやメールでの受注や自動引き落としも開始し、21世紀型の地域密着型のサービス業として、地域のお客さんにこまかな対応ができる店づくりをしていく」と語った。
店舗名ともなる「わんまいる」は、「1(ワン)マイル=徒歩圏内にあるご近所サービス」を表わし、商品1個からでも配達する(参る)、地域ナンバーワン店という意味も含まれている。既存店舗の「ファミリー」もこの新たな業態となり、さらに全国規模のネットワークが展開される。
同日、協力卸8社のほか、大手食品メーカー、生活関連メーカーなど約230人が出席して総合宅配事業の発表会が行われ、「ネイバーフッドサービス」や同社の事業、商品戦略について説明。堀田社長は「協力卸には『エリアパートナー』として加盟店の開拓を含むさらなるサービスを強化していただき、そしてメーカーにはお客により満足を与えるためにも一層の協力を願いたい」と強調した。