村重酒造 アル度35%オーク樽熟成清酒「Joker」発売

 【山口】清酒「金冠黒松」の村重酒造(岩国市、村重孔平社長)は、産業技術センターの技術支援で、発酵時に濃度の高い醸造アルコールを添加し、オーク樽で貯蔵・熟成させたアルコール度35度の清酒「Joker(ジョーカー)」を、7月1日から全国で発売した。

 発酵が終了した清酒醪に45度の醸造用アルコールを添加し、アルコール度35度の原酒を製造し、アメリカンホワイトオーク樽で約1年間貯蔵・熟成させたもの。

 同社が「だれも飲んだことのない日本酒を造ってみたい。乾き物やチーズをつまみに、BGMはJAZZでという雰囲気に合う日本酒があってもいいのでは、と遊び心がきっかけで出来上がった酒。この酒で日本酒の無限の可能性を感じてほしい」として、水で割って飲める清酒の製造を企画し、産業技術センターに技術的支援を要請。産業技術センターは、高濃度アルコール清酒の開発に関して、アルコールと味覚とのバランスが良い仕込み配合の検討、発酵管理などの技術的指導を行った。

 また、トランプの「ジョーカー」が描かれたユニークなラベル、パッケージデザインは同社社員によるもので、ジョーカーが独り占めして樽を抱えて逃げ出すイメージをイラスト化した。

 ▽原料米=山口県産米(五百万石、ヤマホウシ)、精米歩合70%▽日本酒度=プラス40▽酸度=1・8▽容量=500MLびん▽希望小売価格(税込み)=1700円▽販売予定数量=1500本限定

(掲載日:2005年07月13日)

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