中村酒類販売 “農”起点に商品開発「九州紅茶梅酒」発売

 【佐賀】酒類卸の中村酒類販売(多久市)はこのほど、地元嬉野産の茶葉、アールグレイの1級品のみを厳選して使用した梅酒、「九州紅茶梅酒『くれはロワイヤル』嬉野・アールグレイ」を発売した。<br>
 梅は、九州一の生産高で知られる大分県大山町の取れたて「鶯宿梅」を使用。佐賀県諸富町の国産紅茶専門店「紅葉(くれは)」岡本啓氏が監修のもと、大分県湯布院町「湯布院ハーベストファーム」(手嶋靖久工場長)が製造した。「生産者から製造まで顔のつながった一品」(同社)に仕上げた。

 同商品のプロデュースは、「九州酒文化あぐりネットワーク」(同社・森山豊一郎常務)によるもの。同社は酒類問屋の新たな挑戦として、農業を起点に、九州の農産物生産者と酒類製造者の密な関係から生まれる“地の酒”を開発し展開しようとしている。

 「九州各地のお百姓さん、酒造場さん、お酒の専門家であるプロの売り手と一緒に、取引ではなく、取り組みという形でフェアトレードできる流れをつくっていき、地元自慢を一つでも多く創造し伝えていきたい」(森山常務)との考えだ。

 “地に根を張った、底力のある魅力的な美酒”を通じ、九州の酒文化を創造・発信するスタンスで、販売面でも価値を守り高める“価値流通”を構築したいとしている。

 ▽種別=リキュール類▽原材料=梅・醸造アルコール・糖類・紅茶(無添加<着色料・酸味料不使用>)▽アルコール度=14度▽容量=500ML▽入数=12本▽小売価格=1280円▽問い合わせ=同社TEL0952-75-2161

(掲載日:2005年07月13日)

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