【福岡】キリンビール福岡工場(甘木市、田丸良比古工場長)は、平成15年9月に着工していたリニューアル工事の第1期工事が完了し、5月17日に荒蒔康一郎社長らが出席して初仕込式、ホップ投入式が行われ、翌5月18日には九州地区のマスコミを招いてお披露目会を開催した。
今回終了した第1期工事では、大型最新鋭の仕込設備の導入、屋外式発酵・貯蔵タンクの増設を行い、アンモニア冷凍システムによるノンフロン化も実現。広報施設も全面改装し「キリンビアパーク福岡」としてリニューアル。広報施設のリニューアルが完成したことで、5月21日から一般の工場見学も再開された。今後、ろ過設備の更新を行うとともに、ボイラ・発電設備の全面天然ガス化、排水処理システムの更新などが行われる2期工事に入り、同工場40周年にあたる来年12月に全て完成する。
リニューアル工事には200億円が投じられ、最新鋭の設備と環境に配慮した省エネ技術が特徴。同社九州地区本部の斎藤信二本部長は、「福岡工場は、甘木の自然で育まれた工場。周辺はビール大麦の日本一の産地でもあり、まさに地産地消の工場と言える。地域の皆様、福岡県の皆様、九州の皆様にもっと福岡工場をアピールし、さらに美味しくなったキリンビールを届けていきたい」と話していた。
同工場の、年間製造能力は約25万kl。「ラガービール」や「一番搾り生ビール」「クラシックラガー」のほか、「淡麗<生>」「淡麗グリーンラベル」の発泡酒も製造され、商品は九州全域と沖縄県、山口県と島根県の一部に出荷されている。