キリンビール 上海で「氷結」を販売、進むグローバルブランド化

 キリンビールとキリンビバレッジは、日本国内で好評を博している缶チューハイ「氷結」の海外展開として、中国の上海市を中心に販売を開始する。現地では、キリンビバレッジのグループ会社の上海錦江麒麟飲料食品有限公司が製造、販売を行い、「KIRIN●爽果冰酒・冰結」として「檸檬(レモン)」「西柚(グレープフルーツ)」「青苹(グリーンアップル)」の各350ML缶を6月中旬から発売する。

 キリングループは、酒類・飲料事業を中心としてアジア・オセアニアのリーディングカンパニーを目指していることから、グループのインフラを活用したビジネススキームにより、高いブランド力を持つ「氷結」を展開し、まずは上海市場での支援獲得を目指している。

 上海錦江麒麟飲料食品有限公司は、キリングループの中でも上海市場においてCVSなど量販業態を中心に事業基盤を確立していることから、今回その強みを生かして展開することとした。同社は清涼飲料に加えてアルコール飲料を取り扱うことで、今後事業領域の拡大を図っていく。

 上海市場は、新富裕層と言われる20代から30代の高所得層が拡大し、欧米的なライフスタイル化に伴って、酒類も量販店やCVSなどで缶商品を購入する傾向が広がっている。「●爽果冰酒・冰結」は、ターゲットと考える新富裕層に対して、新しいジャンルのアルコール飲料として「氷結」ブランドの爽快でクリアな特性を活用し、現地での嗜好調査に基づいて微調整した最適な味覚を提供する。発売にあわせてテレビCMやサンプリング、イベントなども大規模に展開し、市場での早期浸透を図る。

 【商品概要】▽希望小売価格=5・5元(1元=約13円、海外ビールブランドなどと同じプレミアム価格帯に設定)▽アルコール度数=5%▽販売予定数量=20万ケース(350ML×24缶)

 ※●は、石へんに炭

(掲載日:2005年05月18日)
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