【東京】明治屋商事(株)(本社・江東区豊洲、資本金50億円)は、4月1日からの業務開始に先立ち、3月17日、東京ドームホテルに酒類・食品メーカー250社を招いて方針説明会を開き、磯野謙次代表取締役社長が経営方針、中期経営計画などを次のとおり説明し、メーカーの協力と支援を懇請した。
<企業理念>明治屋の企業理念を継承し、顧客満足の最大化を図り、「いつも いちばん いいものを」を企業理念に、お客の楽しい食生活と健康に寄与し、小売業、メーカーに信頼される「なくてはならない」流通サービス業を目指す。
<経営方針・経営戦略>▽経営方針=①収益基盤の確立と強化②高付加価値サービスの提供③提案型営業の実践④人材育成の強化▽経営戦略=①重点得意先との取引拡大②販管費削減の徹底③情報提供の活性化④物流、情報インフラ再構築⑤低温事業の育成・強化⑥リテールサポートの徹底強化⑦共同商品開発の強化⑧酒類・食品のジョイント提案の実践。
<明治屋商事の約束事>(1)提案営業力の強化=「取引」から「取り組み」への転換を図り、従来のセールスとバイヤーが点と点でつながっている営業体制「バタフライ対応型」から担当組織・担当職階同士の組織的営業体制「ダイヤモンド対応型」にする。
(2)低温事業の育成・強化のためのフローズン、チルド(和洋日配、総菜)売り場のトータルマネジメントを行い、顧客満足を実現する。
(3)物流3カ年計画は、2005年度には物流インフラを確立し、06年度には改革・改善し、07年度は進化する。また、情報3カ年計画も、07年度にCWH構築、取引先との情報共有、経営情報システムへの見直し対応など戦略的アプローチを図る。
(4)セールスネットワークの再構築は、スピード経営を図るため支社制を導入し、8支社17支店とする。
同社の今後3年間の目標、中期経営計画は、初年度2005年度が売上高4157億円(営業利益は20億円の損失)、06年度が売上高4350億円(20億円の営業利益)、07年度が売上高4550億円(30億円の利益)で、3年で黒字化を達成する。
また、2007年度における酒類売上高のカテゴリー別構成比は、清酒10%、焼酎12%、ビール・発泡酒50%、洋酒(ワインを含む)19%、その他9%を目標としている。