鹿児島酒販協同組合 焼酎特化で卸事業、第1弾PB発売へ

 【鹿児島】鹿児島酒販協同組合(組合員422者、住吉勝德理事長)が、焼酎特化で卸事業を本格展開する。すでに第1弾PB芋焼酎が完成し、4月下旬に発売される。

 商品名は、「口コミで伝わっていくことを願って」(住吉理事長)、「伝伝鵆(でんでんちどり)」と命名。醸造は県内の原口酒造(吹上町)。税込小売価格は、1700~1800円程度のレギュラー価格帯、小売マージンは35%程度と高率に設定する予定だ。

 同組合は昨年12月に全酒類卸売業免許を取得。ただし卸売対象は組合員に限られ、具体的な事業展開を模索してきた。組合では、当面の事業資金を確保するため組合員酒販店1者につき3万円の出資を募り、結果、34者が賛同。今回のPBは出資酒販店での取り扱いとなる。将来的には、「100人を超える(事業組織への)加入を目指していく」(住吉理事長)考え。

 今後の事業展開について住吉理事長は、ビールを含むNB商品の共同購買をボリュームがまとまる贈答期などに合わせスポット展開する一方、専門性を高めた事業を推進する方針。「PBは県内のメーカーと一つひとつを育てる意識で取り組み、(市販酒でも)入手困難な芋・黒糖焼酎をご紹介できるようメーカーに働きかけていきたい。集客、利益確保に寄与することで、地方でも小さな酒屋が生き残っていけるようにしたい」と語る。

(掲載日:2005年04月20日)

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