水口酒造 日本酒で女性に人気の美容液フェイスマスク発売

2019年06月06日

 【愛媛】日本酒や焼酎、地ビールほか飲料・食品などで多角化する「水口酒造」(愛媛県松山市道後喜多町)は、近年ブームの日本酒や酒粕を配合した、女性に人気の美容液フェイスマスク「伊予の薄墨桜うるおいマスク」(1シート400円、3セット1200円)を発売したと5月発表した。日本酒の成分などを生かして同社が販売している「道後美肌シリーズ」(化粧水・石鹸・入浴剤など)の新製品。

 純米酒「伊予の薄墨桜」(コメ発酵液)と、「仁喜多津」の酒粕(酒粕エキス)を美容液としてたっぷり配合したシートマスク。「日本酒(コメ発酵液)」や「酒粕(酒粕エキス)」には、肌の水分量やバリア機能をアップして肌荒れを回復させ、乾燥による小ジワを目立たなくする効果が期待されている。

 風呂上がりや就寝前に着けると、肌に心地よく密着して潤いを与える。とくに女性を中心に全国的にブームの「日本製フェイスマスク」は、海外の顧客も支持し、自分用だけでなく土産品として家族や友人へのプレゼントとしても喜ばれている。

 「愛媛・道後」は近年、「インバウンド需要」で外国人観光客も多く、同製品は地産地消に加えて購入が見込まれる。水口社長は「発売してまだ日は経っていないが、かなり人気で好評」とさらに売れ行きを見込んでいる。「問い合わせ」は、水口酒造(TEL089―924―6616)へ。