国分 廣屋、廣屋国分を設立、首都圏の酒類ビジネスを統合

2005年03月28日

 【東京】国分は首都圏第三支社を分離し、吸収分離方式により、(株)廣屋(本社・東京、年商平成16年12月期577億5700万円)と統合して、「廣屋国分(株)」を設立する。統合日は8月1日(予定)。
 国分では、首都圏で業務用酒販店、一般酒販店をはじめ、多岐にわたる業態への酒販営業を首都圏第三支社が担当し、一方、廣屋は首都圏を中心にきめ細かな酒類営業を展開してきた。今回の統合により、両者の持つ特徴を生かした売上高1500億円を超える酒類卸が誕生することとなり、圧倒的なシェアと広範な品揃え、高品質なサービスで、最大、最強の体力を持った酒類卸として、酒類生販各層の発展に寄与することを目指す、としている。
 なお、代表者は、代表取締役会長に國分勘兵衛・国分会長兼社長、代表取締役副社長に濱口吉右衞門・廣屋会長、代表取締役社長に西田邦生・廣屋社長が就任する。資本金は11億1000万円(出資比率は国分86・8・%)。本社所在地は東京都中央区新川。