中部圏キリングループ 「なりキリンママ・パパ」の展開を開始

2019年06月07日

 【愛知】キリンビール中部圏統括本部(田中敏宏本部長)、キリンビバレッジ中部圏地区本部(増田理本部長)、メルシャン中部圏支社(浜副博昭支社長)、キリンビール名古屋工場(中村貴昭工場長)の中部圏キリングループ各社は、同社独自の取り組み「なりキリンママ・パパ」を6月から順次開始する。

 同グループの女性社員の提言から生まれたこの取り組みは、育児や介護など「時間に制約がある働き方」を1カ月体験するもの。定時出社・定時退社を基本とし「呼び出し連絡」など突発的な事態にも対応を要する働き方を体験する。

 「育児や介護などと仕事の両立や多様な人材を活かす社会づくりはCSVそのもの」との考え方のもと、昨年2月から6月にかけて同グループの営業部門やコーポレート部門の12部門・約100人を対象に先行実施しているが、エリアでの初展開となる今回。「残業時間が減っても、業務の見直しや効率化を図ることで、かえってパフォーマンスは上がっている」との評価を得ているとのことで、中部圏でもその効果が期待されている。