キリンビール近畿圏 阪急百貨店イベントでクラフトビールをPR

2019年06月03日

 【大阪】キリンビール近畿圏統括本部は、5月22日から27日に阪急百貨店うめだ本店で開催したイベント「GOOD for GREENハッピーフェス!」の中で、「タップ・マルシェ」による12種類のクラフトビールを販売した。併せて23日には、スプリングバレーブルワリー京都(SVB京都)の岸原文顕ブランドアンバサダーによるトークショーも開催した。

 同イベントは、「未来に向けて、今、私たちができること」をコンセプトに、モノを作る時も、売るときも、使うときも自然環境や社会環境のことを考えて、未来のために一歩ずつ取り組んでいくことを応援するもので、環境保護や廃棄物削減、社会問題解決に貢献するものなどを一堂に集めた。

 キリンビールでは、イベント期間中に「タップ・マルシェ」によるクラフトビールの販売を行うとともに、大阪発で今話題のスパイスカレーとのペアリングといった新たなビールの楽しみ方と、持続可能な生活スタイルも紹介した。

 23日に行ったトークショーでは、岸原氏がSVB京都と同社がプロジェクトの一員となっている「京都産原料100%プロジェクト」の取り組みを紹介し、料理開拓人の堀田祐介氏が監修したスパイスカレーとクラフトビールのペアリングについてトークを披露した。

 岸原氏は、「SVB京都は、キリンビールが社内ベンチャーで立ち上げたもので、醸造所併設のレストランとして展開している。取り扱いクラフトビールは6種類のコアシリーズを中心に、すべて個性あふれるものを揃えている」とSVB京都と主力クラフトビールの紹介を行い、農家と醸造者を結ぶ新たなビール産業づくりとなる「京都産原料100%プロジェクト」について「京都府産の大麦やホップを使ったビールの醸造は進んでおり、当社でも製品が完成しつつある」と説明した。

 会場内特設の「GOOD for GREENカフェ」では、「黒胡麻ポークスパイスカレーとアフターダーク」「シーフードココナッツカレーとオンザクラウド」など、スパイスカレーとクラフトビールのセットメニューを提供した。