平成30酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒が発表

2019年05月31日

 平成30酒造年度全国新酒鑑評会の入賞酒が発表された。


 今年は全国から857点の出品があり、予審は4月23日から25日、決審は5月9日、10日に独立行政法人酒類総合研究所(広島県東広島市)で行われ、成績優秀と認められた出品酒から入賞酒416点を選出。さらに入賞酒のうち特に成績が優秀と認められた出品酒237点を金賞酒として選んだ。

 入賞数が多かったのは、▽新潟県=32点▽福島県=31点▽兵庫県=27点▽長野県=26点▽秋田県=23点▽山形県=21点▽宮城県=18点▽広島県=18点――となった。

 また、金賞数が多かったのは、▽福島県=22点▽秋田県=18点▽兵庫県=16点▽新潟県=15点▽長野県=14点▽山形県=13点▽宮城県=13点▽茨城県=12点▽栃木県=11点――と続く。

 なお、国税局別で入賞数が多かったのは、▽仙台局=113点▽関信越局=109点▽大阪局=64点▽広島局=35点――となり、金賞数で見ると、▽仙台局=77点▽関信越局=64点▽大阪局=36点▽名古屋局=16点――となった。

 なお、今酒造年度の出品酒が揃う製造技術研究会は、5月29日午前10時から午後3時30分の時間で広島県東広島市の東広島運動公園体育館で開催される。

 また、入賞酒が揃う公開きき酒会は6月15日、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館ビル4階で開催される。当日は日本酒でフェアも同時開催される。