渋谷で「鹿児島焼酎&ミュージックフェス」

2019年05月30日

 【東京】鹿児島県の本格焼酎と音楽を楽しむイベント「鹿児島焼酎&ミュージックフェス」が5月18日、19日の2日間、渋谷区の代々木公園で開催された。主催者は鹿児島焼酎&ミュージックフェス実行委員会(渋谷区道玄坂商店街振興組合、渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会、一般財団法人渋谷区観光協会、鹿児島県酒造組合、渋谷区鹿児島県人会)。


 イベントには鹿児島県の本格焼酎蔵元39社が出展。自慢の本格焼酎を来場者に振る舞った。会場は入場無料で、焼酎チケット(4枚1000円、10枚2000円)を購入することで、出展各社の本格焼酎を試飲することができる。

 本格焼酎の出品点数は約150銘柄で都内では最大規模のイベントとなった。今回は販売も行っており、気に入った酒をその場で購入できる企画となった。会場ではステージイベントとして「本場大島紬和装ファッションショー」や有名アーティストによる演奏なども行われた。また、おつまみや料理を提供するフードブースも展開され、来場者は本格焼酎とのマリアージュと音楽に酔いしれていた。

 渋谷区と鹿児島市はかねてから交流を深める中で、鹿児島市の天文館で行われている「焼酎ストリート」の東京版として同イベントを企画。昨年の好評を受けて2回目の開催となった。今年は渋谷区と鹿児島市が共催する「第22回渋谷・鹿児島おはら祭り」の開催に合わせて行われた。

 鹿児島県酒造組合の中玉利豊専務理事は「都内では珍しい銘柄も出品されているので来場者からも好評だ。消費者と蔵元が直接触れ合える場として貴重なイベントとなっている」と語った。