鹿児島大学 焼酎マイスター養成コース第8期開講

2019年05月22日

鹿児島大学、焼酎マイスター養成コース、第8期開講

 【鹿児島】5月11日、鹿児島市の鹿児島大学で「かごしまルネッサンスアカデミー『焼酎マイスター養成コース』」2019年度「第8期」開講式が行われる。

 同コースは社会人向け履修証明プログラム。同大農学部附属「焼酎・発酵学教育研究センター」が中心の運営で、講義は120時間に及び、修了要件を満たした者に履修証明書、さらに鹿児島県酒造組合との提携で「焼酎マイスター認定書」を授与し“焼酎マイスター”の称号を付与している。

 これまで7期で267人の焼酎マイスターを輩出。8期では59人が焼酎マイスターを目指し受講する予定だ。県外からの受講者や鹿児島に移住し受講する人も。「焼酎文化の魅力を広く発信出来る“焼酎の語り部”焼酎マイスター」。令和時代初のマイスター誕生へスタートを切る。

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 「焼酎マイスター養成コース」卒生が連携する「かごしま焼酎マイスターズクラブ」(鮫島吉廣理事長=鹿児島大学客員教授)があり、イベントの企画や支援、セミナー実施などの活動を行っている。7期までの卒生メンバーは85人卒生除く役員等6人、総計91人=2019年5月7日現在に及び、様々な領域での活躍で、焼酎のファンづくりや消費拡大が期待されている。