日本盛 「かちわり生原酒」を阪神甲子園球場で提供

2019年05月21日

 【兵庫】日本盛は、鮮度あふれる生原酒を甲子園名物のかちわりで楽しむ「かちわり生原酒」を4月30日から阪神甲子園球場内で販売を開始した。

 同社では、2年前から同球場内で業界で初めて蔵元直送の「しぼりたて生原酒」を専用サーバーで提供しており、好評を博している。今回、3年目を迎えるにあたり、より多くの人に美味しい日本酒を身近に味わってもらいたいとの想いから、「かちわり生原酒」を提供する。

 4月25日に同球場で行った報道関係者向け発表会の中で、曽我浩常務取締役は、「当社は今年で創業130周年を迎える。創業時から『何か新しいことに』『面白いことに』取り組みたいと、チャレンジ精神を持って取り組んできている。今年で3周年を迎える阪神甲子園球場での生原酒については、以前からアンケート調査などで『原酒なので濃くてあまり飲めない』『すぐにぬるくなる』といった声も聞こえていた。そこで今回、そういったニーズにも応え、『かちわり生原酒』を販売することとなった。お客様にも分かりやすいネーミングかと思う」と同取り組みについて説明し、「同球場を訪れる多くの人に、西宮のお酒を飲んでもらいたい」と強調した。

 みずみずしい香りと旨み豊かな「生原酒」は、溶けにくいかちわりと相性が良く、徐々に氷が溶けていくので、少しずつ変わる味の変化を楽しむことができる。提供方法は、蔵元直送生原酒サーバーを売り子が背負い、専用の容器に入れて提供する。小売価格は550円(税込)。