広島県清酒品評会 花酔酒造など代表表彰

2019年05月14日

 【広島】広島県酒造組合(広島市、三宅清嗣会長)の第114回「広島県清酒品評会」褒章状授与式が4月18日(木)、同市中区のANAクラウンプラザホテル広島3階オーキッドで盛大に開かれ、「優等賞」を代表して「花酔酒造」(谷本淳一社長)と「天寶一」(髙田直樹杜氏)を壇上で表彰した。

 「千本錦」の部「金賞」は、「三宅本店(千福)」呉宝庫(瀬戸富央杜氏)、「広島もみじ酵母」の部「優等賞」は「小泉本店(御幸)」(木原和彦杜氏)がそれぞれ輝き、第68回「広島県春季きき酒競技会」は、「白牡丹酒造」の小西雄三氏が見事1位を獲得した。

 「永年勤続杜氏表彰」は、▽20年以上=畑中裕次(山岡酒造)▽15年以上=盛川元晴(盛川酒造)▽10年以上=徳重健太郎(白牡丹酒造)、新谷寿之(賀茂泉酒造)の4氏だった。

 今回の品評会には、県内47社のうち37社(45庫)から77点の出品があり、入賞は73点(うち千本錦酒19点、広島もみじ酵母酒16点)。3月22日(金)と25日(月)に、「広島県食品工業技術センター」「広島国税局」「酒類総合研究所」「広島県酒造組合」の7名で審査した。

 「審査長」を務めた佐藤芳雄センター長によると、6月から9月にかけて気温は平年並み、高温、曇天と変化するなか「コメは順調に入荷した」と述べるとともに「造り時は暖冬で、早生が平年並みかやや溶けにくく、中生は平年並みだった」と解説。出来た酒については「例年通り逸品ばかり」と高く評価した。

 大勢の関係者が出席するなか、「総裁」を務める湯﨑英彦知事をはじめ三宅会長、「広島国税局」の松浦克巳局長らが広島の酒にエール。

 重要な流通・消費の現場をになう卸代表として「西中国卸酒販組合」の濱岡弘道理事長は、少子高齢化などでアルコール飲料は岐路に面して量を追えないとしたうえで、「純米吟醸など良い酒は高くても売れ、量より質で売上が伸びれば良い」と提案。加えて「喜ばしいのは海外で高く評価されるなど世界的に認められており、世界の酒として広島の酒も猛々しく伸びてほしい」と応援した。

 「祝宴」も華やかに催され、「(社)ミス日本酒」の大西美香理事とともに、「広島代表」の三木茉李安(まりあ)さんも艶やかな和服姿で駆けつけて壇上から「日本酒」業界にエールを送るとともに「広島の酒」をPR。笑顔で出席者との写真撮影にも応じていた。