国税庁 平成30年8月課税出荷数量を発表

2018年11月24日

 国税庁は今年1―8月累計の種類課税出荷数量をまとめ発表した。1―8月累計の課税出荷数量は全体で558万9015klとなり前年同期の563万5164klに比べて0・8%の減少となった。主な種類ではウイスキー、スピリッツ、リキュールで前年同期を上回ったものの、多くの種類で前年割れが続いている。

 1―8月累計の課税出荷数量は、558万9015klとなり前年同期の563万5164klと比較して0・8%の減少となった。

 同期間の主な種類の課税出荷数量(国産と輸入の合計)は、▽清酒=28万3714klで5・5%減▽連続式蒸留焼酎=24万2084klで1%減▽単式蒸留焼酎=28万1281klで5・8%減▽ビール=163万2586klで4・7%減▽果実酒=23万1521klで3・4%減▽ウイスキー=11万3947klで10・6%増▽発泡酒=42万5355klで8・4%減▽その他の醸造酒=28万5106klで8%減▽スピリッツ等=46万6167klで14・9%増▽リキュール=153万8819klで5・1%増――となり、ウイスキー、スピリッツ、リキュールで前年同期を上回った。

 なお、8月単月の課税出荷数量は76万998klとなり、前年同月の74万4583klに比べて2・2%の増加となった。

 主な種類の課税出荷数量は、▽清酒=3万1629klで3・7%減▽連続式蒸留焼酎=3万715klで7・9%増▽単式蒸留焼酎=3万5241klで8・2%増▽ビール=23万5443klで0・6%減▽果実酒=2万9885klで8・3%減▽ウイスキー=1万5469klで10%増▽発泡酒=5万5518klで9%減▽その他の醸造酒=4万541klで7・1%減▽スピリッツ等=6万6880klで17・1%増▽リキュール=20万8228klで7・1%増――となり、連続式蒸留焼酎、単式蒸留焼酎、ウイスキー、スピリッツ、リキュールで前年同月を上回った。