清酒中央会 「平成を彩った日本酒フェア」を開催

2018年12月19日

 日本酒造組合中央会は12月18日から、日本の酒情報館(虎ノ門)で「平成を彩った日本酒フェア」を開催している。

 平成の30年間で平成元年の級別制度の廃止、それに代わる新たな「特定名称」表示の導入、女性杜氏や外国人杜氏の活躍、海外での日本酒ブームなど、日本酒業界ではさまざまな出来事があり、日本酒を取り巻く環境も大きく変わった。同フェアでは、来年5月に施行される改元を前に、平成の時代に起きた日本酒業界の大きな出来事と共に、それを象徴する日本酒12種類を提供。スタンプラリーカードを購入すると、期間中に好きな日本酒12種類が楽しめる。

 期間は来年1月18日までで、土日祝日を除く10時から18時まで開催している。料金は1500円となっている。

 また同中央会は来年1月7日、毎年年始恒例の「新春鏡開き~樽酒振舞」を日本の酒情報館1階正面入り口で開催する。

 今回で22回目を迎えるこのイベントは、鏡開きを体験してもらうとともに、國酒である日本酒を分かち合い、2019年の福運を祈願するもの。鏡開きは、正午と午後5時の二回、年男年女による四斗樽で行われ、街行く人々に樽酒が振舞われる。各回400人近い人がイベントに参加。来年は亥年であることから、亥年を記念して刻印された〝干支桝〟もプレゼントされる。